PART 2
PART 1ではペットを飼う前の心構えを載せましたが、今回は一緒に生活していく面での
ポイント、アドバイスを少しお話しましょう。
食事、トイレ、洗い場。この3要素がスマートに処理できるかどうかが、
ペットとの生活の快適度を左右する大きなポイントとなります。
まず「食事」ですが、いつも決まった場所で与えましょう。また、ペットを危険な目にあわせないために、キッチンでの餌やりは避けたいものです。食事はペットをしつけるいいチャンスです。犬であれば、飼い主と一緒に食事を摂る場合は、必ず飼い主が箸をつけてから与えるといった事にも注意してください。また、犬・猫ともに、食べ終わった食器はすぐに片付けましょう。そのままにしておくと、食事の区別がつかず、不衛生になりがちです。あとは、常にきれいな水を用意してあげてください。
次に「トイレ」です。まず、オス犬はマーケキングのために排泄するという習性があるので、専用のトイレでさせるのが難しいもの。散歩時はもとより、庭などで排便した後は
飼い主がマメに処理するしかありません。メス犬は専用トイレで十分。猫は、階段下や部屋の隅など飼い主の目に触れにくい場所に、砂を敷いた専用トイレを作ってあげると良いでしょう。
「洗い場」は、犬の全身を洗う場合、一週間に一回から月に一度程度が目安です。
散歩から帰った時の足洗いは、その都度行いましょう。子型犬なら洗面台やバスルームで
よいですが、大型犬の場合は半屋外に専用に洗い場が欲しいところですね。そうすれば
足洗いだけでなく、シャンプーやブラッシングもそこで済ませられます。シャワーの
設備があれば申し分ありません。その際、ドライヤーが必需品になるので電源も忘れずに。
猫は、小型犬同様のお手入れになります。専用の洗面シンクがあるとなお便利です。
その他のポイントとして、いくつか挙げておきますので、参考にしていただけば、と
思います。
*ペットのにおいを考えましょう。
猫はグルーミングを自分でマメに行うせいか、もともと体臭が少なく、気になりませんが、犬は少々気になります。特に夏場ににおいが強くなるのは、温度や湿度の上昇により
においの元となる微生物の活動が活発になることがひとつの原因となります。大切なのは
日頃のお手入れですが、犬の場合、耳や足の裏(肉球)、肛門のまわりなどを特に清潔に
しておくことが必要です。
猫は体臭は少ないものの、尿のにおいが強いことが難点です。やはり夏は猫用トイレに残された排泄物の処理を怠ると、部屋中大変なにおいになってしまいます。もちろん、犬の尿もにおいを発生させるので、新築のいい香りを台無しにしないためにも、まめな世話が重要ポイントになるようです。
*ペットの抜け毛を考えましょう。
人間の髪の毛と同様に、犬や猫の毛にも一定のヘアサイクルがあります。このヘアサイクルの速度は、季節によって違います。気温の変化を受けにくい室内飼育の犬や猫は、
季節に変わりなく一年を通して、抜け毛が絶えない傾向にあるようです。
犬や猫の毛は、部屋の隅やインテリアの裏などに入り込んでしまうので、ソファや家具にキャスターをつけるなどして、簡単に部屋の隅々までお掃除できるように普段から心がけておきましょう。犬や猫の抜け毛は、人体に入っても直接病気を引き起こすことはないそうですが、アレルギー体質の人は別です。犬や猫の毛やホコリの多い場所で、くしゃみ
鼻水、かゆみなどの症状が出たら、すぐに病院へ行って、アレルギーの原因を調べてみてください。
*丈夫でメンテナンスが楽な内装材を選びましょう
ペットと一緒に暮らすことを考えると、床材には滑りにくい素材を選んであげるといいと思います。ペットは膝や股関節を痛めやすいからです。加えて、掃除がしやすい・傷がつきにくく目立たない・メンテナンスが容易などの点を加味すると次のような素材がいいようです。
1.適度な固さが特徴のヒバやサワラなどのムク材
2.弾力があり、耐水性が高いコルクタイル
3.掃除が容易なテラコッタタイル
4.汚れた部分を簡単に張替えできるタイルカーペット
5.丈夫でほこりをたてないサイザル麻
次に壁材は、腰壁に木を用いると多少に傷は気になりません。
それを基本に上部の壁を工夫しましょう。人気の高い珪藻土(けいそうど)の壁は、調湿度効果が高いうえに、臭いを吸収してくれます。月桃紙(げっといし)は、防虫効果がありシックハウスに危険がない自然素材。しかし両方とも猫のひっかき傷にはもろいです。手軽なのは、ペンキで壁を塗ること。汚れたり傷ついたら、簡単に塗り替えられます。
障子はどこの家庭も悩みの種・・・ペットもですが、小さいお子様がいらっしゃるご家庭も?最近、ポリエステル障子やアクリル障子といった新素材が人気です。丈夫なうえに光や風も通す優れもの。ともに猫の爪では歯が立たないほど強い素材です。
ペットといっても、家族です。新築の場合だけでなく、リフォームをお考えの時には
ちょっと思い出してみてください。
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